我が家のトイレゴボゴボ事件簿と解決までの道のり
まさか我が家でこんなことが起こるなんて。平穏な日常は、ある日突然、トイレから聞こえてきた奇妙な音によって破られました。水を流すたびに「ゴボゴボ…」と、まるで何かが詰まっているかのような不穏な音。そして、明らかに水の流れも悪いのです。最初は気のせいかな?なんて軽く考えていたのですが、日を追うごとに症状は悪化。ついには、水が便器の縁ギリギリまで上がってくる始末。これはマズイ!と、ようやく重い腰を上げました。まずはネット検索。「トイレ 流れ悪い ゴボゴボ」で調べると、出るわ出るわ、同じような悩みを抱える人たちの声。原因は詰まりか、通気不良らしい。自分でできることとして、ラバーカップ(スッポン)が良いと知り、早速ホームセンターへダッシュ!説明書を読みながら、汗だくになって格闘すること数十分。グポッ!と一瞬だけ手応えがあったものの、根本的な解決には至らず…。次に試したのは、お湯作戦。熱湯はダメらしいので、給湯器で設定できる一番高い温度のお湯をバケツでゆっくり流し込む。これも効果なし。パイプクリーナーも試してみたけど、気休め程度にしかならない。もしかして、子供たちが何かオモチャでも流しちゃった?と疑心暗鬼になりながら、家族会議を開くも、誰も心当たりはない様子。万策尽きた…と思ったとき、ふと、家の外にある汚水マス(排水設備の一部)の存在を思い出しました。恐る恐る蓋を開けてみると、そこには信じられない光景が!木の根っこが排水管に侵入し、トイレットペーパーなどと絡み合って、流れを完全に塞いでいたのです!これじゃあ、いくら便器側で頑張っても意味がないわけだ…。結局、専門の業者さんを呼んで、木の根の除去と排水管の修理をお願いすることに。高圧洗浄と専用の器具で根っこを取り除いてもらい、ようやく我が家のトイレに平和が戻りました。ゴボゴボ音の原因は、思いもよらないところにある場合もあるんですね。今回の件で、日頃のメンテナンスと、異常を感じたら早めにプロに相談することの大切さを学びました。